ゲストハウスの周辺は治安が悪い

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ゲストハウスは前項でも紹介したように、個人オーナーが経営しているアパートメントのようなものです。
そのため宿泊料金は安く、バックパッカーの短期滞在や長期滞在の現地在住者に人気があります。

ゲストハウスの周辺環境は

ゲストハウスはおもに東南アジア、それもインドシナに位置する国に多く見受けられます。
インド、タイ、カンボジア、ベトナムなどが主な国です。

ゲストハウスは主にバックパッカー街にあり、行き交う人々のほとんどは欧米人です。
そのような場所の周辺環境はどこも似たり寄ったりで、深夜営業をしているナイトクラブ、バー、多国籍料理を楽しめるレストランやオープンカフェが軒を連ねています。
そういった多国籍人種が集まるエリアというのは必然的に治安も悪くなります。

外国人観光客をターゲットとしたスリ、ひったくり、違法賭博などが多発し、マリファナ、風俗営業なども盛んに行われているのが現状です。

また、バックパッカー街はその国の政府にとっては最も重要するエリアです。
なぜなら、そこに住んでいるほどんどが外国人のため、1日で最もお金を落としてくれるエリアでもあるからです。
そのため政府も厳重に取り締まることもできなく、違法経営の店も警察にみかじめ料(賄賂)を払うことによって営業を続けています。

旅慣れている方でも、ゲストハウス周辺の治安には注意を払っています。
深夜の外出は控えることはもちろんのこと、貴重品は肌身離さず持っていて、部屋の中に置いておくこともしません。

もし旅の初心者であれば、賭博や風俗などの甘い誘惑に誘われて、気が付けば有り金を取られてしまうなんてこともあります。
特に、東南アジア諸国の中でも世界一の規模を誇るバックパッカー街は日本国領事館も注意喚起を促しています。

世界一のバックパッカー街とは

インドシナ横断をするバックパッカーにとって、バックパッカー街は貴重なエリアです。

その中でもタイのバンコク周辺のカオサン通り、ベトナムのホーチミンにあるファングーラオ界隈は世界第一位、二位を誇るバックパッカー街で、連日欧米人が大きなリュックを背負って行き交っています。

ゲストハウスも建ち並び、外国人慣れしたスタッフ、オーナーが呼び込みをしていることでしょう。
もしこのエリアに宿泊したいのであれば、ゲストハウスのオーナーの人柄や部屋の様子を隈なくうかがうことが必要です。

滞在中に不自然な事、不愉快な出来事が少しでもあったら部屋を変えてください。

ゲストハウス周辺は往々にして治安は悪いですが、旅行者にとっては刺激的な思い出に残ることもまた間違いないでしょう。

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