あなたはシャワー派?バスタブ派?

日本で国内旅行を経験した方は理解されているかと思いますが、日本のホテルはどんなに安いホテルであろうとバスタブがあります。
独立式かユニットバス式かはホテルによりますが、バスタブはまず間違いなくあるといっていいでしょう。

しかし、その感覚を海外に持ち込んではいけません。

基本バスタブに毎日浸かる国というのは限られています。
それは東南アジアの国でも欧米の国でも同じです。

バスタブに浸からずにシャワーのみの国の人々から言わせると、「お湯が溜まった狭いバスタブに裸で入るのは、なんだか変な感覚だ」だそうです。
これはホテル選びにも関係してきます。

どの国の人たちにも満足してもらうように、高級ホテルではバスタブはついていることは多いですが、依然としてシャワールームのみのホテルも多く存在します。
ゲストハウスや一ツ星、二ツ星程度のホテルでは、まずバスタブは望めません。

バスタブが付いているのが当たり前だと思って確認を怠ると、例え四つ星、五ツ星ホテルでもバスタブがない場合があります。

特に東南アジアなど常夏の気候を持つエリアへ計画されている方は、シャワーだけだと物足りなくなりますので、予約前の確認は必要不可欠と言えます。

■シャワー派の人々へ

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自分はシャワーだけでも大丈夫だよ、と言う方も注意点がいくつかあります。

◇シャワーもさまざま

みなさんが想像しているシャワーはどんなものですか? おそらくは片手でシャワーを持って体の部位にシャワーを当てるものを想像しているのではないでしょうか。
しかし、それは欧米、アジア問わず海外ではまずあり得ません。

普通、シャワーは頭上に固定されていて、動かすことはできません。
つまり、自分がシャワーの下へ入らなければならないのです。
慣れない方は洗いたい部位に思うようにシャワーが当たらないなど四苦八苦することでしょう。

◇お湯がでるかはその日の天候しだい

東南アジアは常夏の気候で、雨は一時的に大量に降るスコールです。
その気候を利用して、ホテル側は太陽光でお湯を作っています。
四つ星ホテルクラスでもその利用率は高く、雨季など1日の半分でも太陽が隠れていた日は太陽熱が溜まらなく、シャワーからお湯が出ないこともあります。
そのホテルが太陽光を利用しているかどうかは判断できませんので、事前に調べることもできないのですが、頭に留めておくことは必要です。

本来ならばバスタブが付いているのがいいのですが、バスタブつきの部屋はグレードが高くなることがほとんどなので、予約前に自分はバスタブが必要かどうかをよく考えてください。

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