代理店で予約すると安い理由

代理店で予約をすると、個人手配よりか安く済む場合が多くあります。
単純に「へえ、そうなんだ」と納得しないで、どうして安く済むのかをまず理解した上で、代理店と個人どちらで予約を行うかを考えてください。

■代理店は各社と提携している

代理店のほとんどは海外に現地法人をかまえています。
現地法人の営業マンはホテル側と折衝して、宿泊客にホテルを紹介する代わりにコミッション(手数料)を貰っています。
当然ホテル側としても、日本の代理店のツアープランの中に宿泊先として加えてもらえれば日本人観光客を確保できるので願ったり叶ったりです。
この際の宿泊料金ももちろんのことながら個人手配よりも安く代理店に提供しています。

言い換えれば、代理店のツアープランに掲載されていないホテルは、代理店側がホテルと提携をしていないということです。
もしプランにないホテルにどうしても泊まりたい場合は、手数料を払って個人手配の代行をしてもらうという形になるのでかなり割高になります。

つまり、「このパンフレットに掲載されているプランであれば安く海外旅行できますよ。でもプランが外れる行動を取るならば、高くつきますよ」ということです。

よく言われるのは、「長期滞在、国内周遊を考えている旅行客は代理店で予約をするべきではない」ということです。

代理店の現地営業マンは高級志向の日本人が満足できるような一流ホテル、そして信頼の置けるホテルとしか提携しません。
長期滞在ならば毎日四ツ星、五ツ星ホテルに泊まっているわけにも行きませんので安ホテルを探したいところです。

また、国内周遊の場合は日本のツアープランでは移動手段に飛行機や寝台列車の一等席など割高な交通手段をとります。
しかし、旅慣れている方であれば一般の公共バスやランクの低い列車でも問題ありませんので、そちらの方が安く済ませることができます。

「当初は三日間中心部にいる予定だったが、思いのほか満喫できているのでもう二日くらい滞在したい」 そんな要望も代理店では叶えてくれません。

代理店に依頼すると安い分、さまざまな制約があることも覚えておいてください。

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