海外の格安ホテル事情

日本で格安ホテルと言えば、想像するのはビジネスホテルくらいではないでしょうか。
しかし、海外の格安ホテルと言えば事情が変わります。

東南アジアなど観光に力を入れて経済を潤わそうとしている国はホテルが無数にあります。
一流の外資系ホテルから現地の大手ホテルチェーン、個人経営のホテルまでその種類はさまざまです。

その結果なにが起きるかというと、「観光旅行者を取り込もうとする競争の激化」です。 特に外国人旅行者は大金を落としてくれるので、ホテル側はなんとかしてでも取り込みたいと考えます。

その結果、周囲のライバルホテルと差別化を図るために価格で勝負するのです。

市街地中心でも格安ホテルはたくさんある

観光名所や外国人旅行客が集中している都市部はホテルの価格も高くなりますが、それもピンキリだということを覚えておいてください。
そのような場所にはホテルもたくさんあり、需要が供給を上回っているところが多いので、探していくと中心部でも格安でホテルに泊まれるはずです。

また、不思議とホテルは点在するものではなく、一つのエリアに集まっていることが傾向として挙げられます。
現地で探す場合は、一つのホテルで決めるのではなく、いくつも周ってみて、値段、部屋の質を見比べて決めましょう。

「隣のホテルは○○ドルだったよ」と言えば、それを下回る価格で提供してくれるかもしれません。

日本のような質やサービスを求めるのであれば三ツ星以上のステータスがあるホテルを選ぶ必要がありますが、ここが海外です。
多少欠点が目に付いたとしても、それはご愛嬌として許容することがでれば、格安ホテルでも十分満足することができるでしょう。

冷房か扇風機かを確認することを忘れずに

後進国は電気のインフラがまだ整備されていません。
そのため、電気代が非常に高く、それは宿泊客にとっても影響がでます。

格安ホテルのほとんどは、部屋のタイプとして冷房付きの部屋か扇風機付きの部屋かを選ぶところからはじまります。
当然冷房付きの部屋が割高になります。
東南アジアは常夏の国ですので、ここで節約して扇風機タイプにしてしまうと寝苦しくて快適なホテル生活をおくることができなくなってしまうかもしれません。
値段の差は1ドルか2ドル程度なので、常夏の国に行く場合は、極力冷房付きを選びましょう。

海外の格安ホテルだと、「えっ?これが別料金なの?」、「どうして?これがないの!」などと思わぬところで苛立つこともあります。

事前に情報を収集して海外のホテル事情をよく理解しておくことも肝要でしょう。

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