あまりに安いのはご用心?

€

格安のホテルばかりに目がいっていると、思わぬトラブルに遭遇することもあるかもしれません。
日本とは違い、海外は安全な国ばかりではありません。

東南アジアの格安ホテルはご用心

後進国や新興国は貧富の差が大きかったり、そこに住む現地の人々はなにかとお金に執着があります。
それは日本の戦後の経済成長期を思わせるような環境なのです。

◇貴重品はホテルに置いておかないこと

格安ホテルだと、ホテル内にセーフティーボックス(金庫)がない場合がほとんどです。
かといって大金やパスポートを持ち歩くとスリやひったくりが懸念されるので、結局荷物の中に隠してホテルに置いておきがちです。

しかし、これで安心してはいけません。

観光から帰ってきて貴重品をチェックしたところ、予備にとってある財布の中身が消えている、貴重品がなくなっている、なんて事件も起きるかもしれません。
ホテル側はもちろんのことマスターキーを持っています。
ですのでホテルの従業員が犯人の可能性もあります。
しかし、ホテル側に訴えてみても、「知らない」と首を横に振られるだけです。
盗まれた証拠がなければ警察に相談することもできません。

格安ホテルではときどきありがちな事件です。
安宿というのは往々にして個人経営がほとんどですし、宿泊客を客としてもてなさない傾向があります。
これは発展途上国に共通して言えることです。

ではこのような問題に発展しないためにはどうすればいいのでしょうか。

貴重品は常に肌身離さず

雰囲気や従業員の態度から、「このホテルは少し怪しいな」と感じた場合は、素直にその勘を信じましょう。
大金を持ち歩く場合は、複数の財布に小分けしてください。

また、財布の中にお金を入れておくだけではなく、ポケットに現金を入れておくことも大事です。

これはスリやひったくりの防止に役立ちます。

市場などの買い物の際、大金の入っている財布を何度も広げていると、周囲にいるスリの目にとまります。
彼らは巧妙な手口で財布をスリますので、スられた方はその場では気づかないことがほとんどです。

しかし、もちろん大金を持って外出するのは極力は避けたいところ。
格安ホテルに泊まりたくとも、最低限のセキュリティーの信頼は置けるホテルを探すことをおすすめします。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP