ホテルの周辺環境を考えよう
ホテル探しをする場合、ホテルの外観、内装、設備から決めるのはとても大切なことです。
しかし、そればかりに目が行っていると、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。
ホテルから出られない!
他の項目で紹介したように、ホテル施設はすべて揃っていて申し分ない。
つまり、寝室にはミニバーやランドリーサービス、バルコニーまでついていて、ホテル内にはレストラン、ナイトバー、プールも常設されている、一見すると文句の言いようのない完璧なホテル。
しかし、実際宿泊してみると、「こんなはずじゃなかった!」と嘆いてしまう結果になることもあります。
それはどういうことかと言うと、「周辺環境に問題がある」場合です。
例えばある旅行者は、夜はビールやおかしを寝室で食べて楽しく過ごそうと考えます。
しかし、ホテル周辺を見渡してもコンビニやスーパーらしきものは見当たりません。
部屋にあるミニバーの中には一通りの飲食物は揃っていますが、かなりの割高です。
日本は200メートルあるけばコンビニやスーパーがありますが、海外はそうはいきません。
また、国によっては深夜営業が認められていない場合も多く、夜の8時9時くらいになると一斉にシャッターを閉めてしまいます。
さらに夜の街に繰り出そうと考えても市街地まで遠かったり、辺りは住宅街で静まり返っていて面白みのかけらもない。
治安も悪く、女性は外出できない、なんてこともしばしばあります。
これだけは押さえておきたい周辺環境とは
周辺環境を考えた場合は必要最低限の施設というものがあります。
それは「コンビニ」と「ナイトマーケット」です。
まず前者から説明すると、閉店時間は国によってまちまちですが、コンビニ自体はどこの国にもあります。
最近は日本の「サークルK」、「ファミリーマート」、「ミニストップ」なども進出してきていますので、日本と変わらぬ品ぞろえを期待することができるでしょう。
次のナイトマーケットですが、これはアジア諸国に主に言うことができます。
昼間は閑散としたただの広場も、夜になると露店が軒を連ねて、売り子の掛け声や料理の香ばしい匂いが漂うようになります。
日本ではお目にかかれないアジアの名物として、ナイトマーケットは是非堪能したいところです。
観光で疲れてホテルの寝室で一休みしたあとは、ナイトマーケットを散策して彩る明かりの中に入ってみるのもいいでしょう。
そして、異国情緒を楽しんだ後は、コンビニへ足を伸ばし、お酒やお菓子を買って寝室で夜の時間を楽しんでください。
きっと忘れることができない、かけがえのない思い出になることでしょう。
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